全国の有名・ご当地ラーメン通販「麺旅TONAMI」 |
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ラーメン好きの方、はい!集合!
日本全国を飛び回りラーメンを食べつくしたトラックドライバーと全国トップクラスのバドミントン部が本当においしいラーメンだけを選りすぐったラーメン通販サイト「麺旅トナミ」で、ラーメン好きのワーママが気になるラーメンをお取り寄せしてみました。外出自粛で毎日のごはんづくりに困っている方やおいしいラーメンをお取り寄せしたい方におすすめのご当地ラーメンをご紹介いたします。
今回、通販でお取り寄せしたラーメンは「行列店セット」。箱を開けると・・・こんなにおいしそうなご当地ラーメンが4箱も入っています!それぞれ2食ずつ入って計8食。家族で、カップルで、友人と食べるのにちょうどいい量です。それでは早速作ってみましょう。
まずはお馴染み超有名店「とみ田」のつけ麺から作りました。スープの封を切ると魚介のうまみが溶け込んだ豚骨の香りがむわーっと広がり期待感が高まります。麺は触ってみるともちもちしていて、しっかりと弾力があります。
スープはお湯につけてあらかじめ温めておくと中に含まれる油が解けておいしくなりますし、冷めにくくなりますよ。
具はついていないので、ねぎ、チャーシュー、メンマを用意しました。麺をゆでる時間が8分半〜9分ありますのでその間にちょっとお店の紹介をします。
「中華蕎麦とみ田」は2006年(平成18年)、千葉県松戸市で「お客様に最高の一杯を差し上げたい」と富田治氏が創業しました。富田治氏は「つけ麺の生みの親」「ラーメンの神様」とよばれた東池袋大勝軒・故山岸一雄会長の孫弟子で店内には師への敬愛の気持ちを込めて山岸氏の写真が飾られています。
山岸氏が池袋を大切にしたように「とみ田」本店のある松戸も盛り上げたいと富田治氏は2019年松戸市のふるさと応援大使に任命されています。
毎年、秋に新宿区立大久保公園で開催されている大つけ麺博では2012年、2013、2018年に優勝し、日本一に輝いています。ラーメン業界最高権威の講談社TRY大賞は4連覇し、殿堂入りを果たしました。食べログブロンズアワードでも 2017年、2018年、2019年に受賞。ラーメン業界では圧倒的なおいしさで不動の地位を保っています。
そうこう話しているうちに「とみ田」のつけ麺ができました!なんと超濃厚な魚介豚骨スープでしょう。
鰹節やサバ、煮干しなどあらゆる魚介のうまみと濃厚な豚骨がいい具合に調和されています。時々ゆずの柑橘系の香りも感じられ、濃厚ながら重すぎず、どんどん食べ進めたくなるスープ。じっくり煮込んだスープはとろみもあり極太の麺にもよく絡みます。
麺はとみ田のために特別にブレンドされた国産小麦「心の味」「鳳麟」が使われていて小麦独特の甘みや粘りが感じられます。つるっとコシのある麺は歯ごたえもあり、食べ応え抜群です。
これはほんとに家で食べるラーメンでしょうか?
家庭で作るラーメンのレベルをはるかに超えています。
いやー、感服。1食目でこれだけレベルが高いこの行列店セット、あなどれません。
1953年(昭和28年)、和歌山県で屋台から始まった「井出商店」。創業者の井出つや子氏(店主実母)が偶然スープを炊き込みすぎてしまったことから生まれたコクのあるスープが「井出商店」の原点となりました。
幼少時に父親を亡くした2代目・井出紀生氏が母の切り盛りする「井出商店」を継いだのは30歳の時。以来、母・つや子氏が作ったこの味を守っていくことに全力を注いでいます。
和歌山では「中華そば」と呼ばれて親しまれたご当地ラーメン「井出商店」は某テレビ番組「日本一うまいラーメン決定戦」で全国の強豪店を抑えて日本一に輝いたことからその名が一気に全国へ広まりました。関東では新横浜ラーメン博物館に期間限定で出店し、期間中は行列が絶えなかったほど人気でした。
個人的な思い出で恐縮ですが、新社会人になりたてのころ、和歌山市民会館へ出張に行く機会がありました。先輩に連れられて和歌山駅からほど近い「井出商店」でラーメンをいただくことに。
びっくりしたのはなぜかさば寿司がどーんと机に置いてありました。「なぜラーメン屋さんに寿司?!」聞けば和歌山では早寿司といってラーメン屋さんにさばの押し寿司が置いてあるのが普通らしく、新社会人になって初めての出張、ガチガチに緊張してくたくたに疲れていた体に濃厚でまろやかなしょうゆ豚骨のスープとさば寿司の酢飯がしみわたり、疲れが吹っ飛んだ記憶があります。
そんなことを思い出しながら井出商店の箱を開けると、中細のストレート麺が2つ。スープはぐらぐらと煮出したややとろみのあるとんこつ醤油。豚骨10・鶏がら1の割合でブレンドされた素材を強火で沸騰させること丸1日、骨の髄からゼラチンが溶け出し、スープと油が乳化することでとろりとした食感に仕上げているそう。
一口食べて一言「なんだこの一体感のあるラーメンは!」
のどごしの良いストレートの細麺は濃厚なとんこつ醤油のスープがたっぷり絡み、コクがあるのに後味があっさりしていてつるつると食べ進めてしまいました。
九州の豚骨スープとも違い醤油がふわりと香る風味。レシピでは麺のゆで時間を1分半〜2分とありましたが、個人的には固めが好きなので1分10秒で十分です。
青ネギをたっぷりめに入れると濃厚スープに時々シャキシャキとした食感が感じられ、私は好きでした。
1990年(平成2年)、北海道札幌市で高桑絵美子氏が夫とともに創業した「さっぽろラーメン桑名」。
名前の由来は”桑の木には雷が落ちない”という話や”シルクの原料を作り出すカイコは桑の葉を食べて成長する”などのイメージから、名字の高桑から桑の一文字を取って、 また有名になりたいとういう気持ちを込め、名という字を付けて店名を「桑名」にしたそう。
その名の通り、あまたある強豪店がひしめく札幌で人気を貫き、夫の死後、「東京でも自分たちの味が通用するか試してみたい」と東京都板橋区常盤台にもお店を構えています。
高桑氏が腱鞘炎で営業時間を短縮するとなんと札幌から当時17歳のお孫さんがこのピンチを救うべく助っ人で上京してきました。まるで映画のような展開です。
常盤台店では高桑氏とお孫さんが切り盛りしていてツイッターを拝見すると「おばあちゃんと孫」のストレートな思いが伝わり二人の掛け合いがほっこり心温まります。
そんな「桑名」のラーメンはコクのあるまろやかな味噌ラーメン。
スープは3か月熟成させた味噌だれと10時間以上煮込んだ豚骨スープを組み合わせたコクのあるまろやかなスープで、麺はこのスープに合うよう厳選した上級粉をつかったコシの強いちぢれ麺です。
もちもちした中太麺に濃厚なミソスープがよくしみてとても食べ応えがあります。途中でバターを加えると本場で味わえるようなバター味噌ラーメンに。クリーミーな味わいに変わるのでおすすめですよ。
1963年(昭和38年)創業の博多豚骨ラーメン「博多だるま」。
先代・河原登氏から二代目・河原秀登氏へ受け継いだ濃厚な豚骨スープは継ぎ足しながら作られる「呼び戻し」製法で作られています。
背脂たっぷりのスープは極細麺と相性が抜群です。「博多らしい昔ながらのとんこつラーメン」として地元・福岡の人に愛されています。
「博多だるま」とは横浜みなとみらいMARKIS店で出会いました。
子供ができるとなかなか子連れで行けるラーメン店がないのですが、ここはベビーカーで行けるのでとてもありがたい存在です。
フードコート内にありながら本格的なとんこつラーメンが食べられるため、子供が赤ちゃんの時に時々通っていました。
そんな「だるま」を通販でお取り寄せしてみたところです。具はついていないのでチャーシュー、小葱、きくらげを用意しました。
極細麺なので1秒が命取り、レシピ通りに45秒がちょうどよいです。バリカタがお好きな方は30秒でよいかもしれません。
スープは背脂ちゃっちゃ系、臭みがなくしっかり出汁がきいていて麺にほどよく絡みつきます。
思わず「替え玉ください」と言いたくなるほど。最後までスープを飲み干してしまいました。